歴史とみどころ

里神楽とは、神に祈りを捧げ、人には祝福を伝える、我が国最古にして、最長の芸能です。
日本人の身近に最も長く寄り添ってきた伝統芸能であり、神話をもとに演劇化され、舞・謡・太鼓・笛・デザインなど伝統の真髄が凝縮された、分かりやすく大変におめでたいものです。

四世紀を超えた伝統と革新

江戸時代の初期、荒涼とした“野火止”に水が満ち人々が住み、
出雲から埼玉鷲宮を経て神へ捧げる祈りの芸能が創始されました。

県南に鎮座する多くの神社の神官を祖とし、少 なくとも四世紀十代に亘る関東で最も古い正統神楽太夫の一家です。

石山社中は、江戸時 代より“野火止の太夫さん”と親しまれ、
武蔵国(東京・埼玉・神奈川の一部)に広く名を馳せた歴史と土御門流陰陽師であったことから土御門流「武州里神楽」として無形文化財に指定されました。

追求する神楽は縄文・神道・陰陽道の流れを受け神楽の本来持つ力を呼び覚まし、芸術・格式・創造性豊かに、神人が歓喜和楽する世界を鮮やかに現出させます。

そして本物を大切に育み、“令和”時代も革新し続けてまいります。